永住権取得に向けて僕が大事にしていたマインドセット / Mindset

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G’day, mate!

今回は「永住権取得に向けて僕が大事にしていたマインドセット」というテーマで書きます。

2009年に初めてオーストリアに観光に訪れてこの国に一目惚れをし、無邪気に「いつかこの国に住みたい!」と思ってしまったのが、僕の永住権物語の始まりです。

そして2011年に本気で永住権を取ろうと決意し、2019年に永住権を取得しました。
本気で志してから8年、一目惚れから10年もかけて取得したことになります。

この間、想像に難しくないように何度も諦めそうになりました。

「申請に必要な英語のスコアが中々取れない…」
と自分の能力のなさに打ちひしがれたりとか、
「本当に完全英語生活で生きていけるのか?」
と不安に襲われて萎縮したりとか、
「もし永住権が取れたとして、その後のキャリア形成は?家はどうする?子供の教育は?」
とその時点で悩んでもしょうがないことで悩んだりとか。

そんなかんだでネガティブになっていくと、諦めたくなる気持ちに襲われるわけです。

そんな中で、諦めたくなる気持ちに負けないように僕が大事にしていた考え方やメンタリティがありまして、今回はそれを紹介します。

ロングレンジで狙う

まず、「ロングレンジで狙う」ということです。

どういうことかというと、永住権取得までには何年もかかります。
10年かかる事だってあるでしょう。

ただ20代半ばで永住権を志した僕は、若気の至りで「30歳になる前には!」と鼻息荒く意気込んでいました。
つまり3年くらいで取ろうと思っていた訳です。

それだけその時の決意が固かった、燃えていたという事なんでしょうけど、その時はこの先自分に降りかかるであろう苦労を甘めに見積もっていたり、その苦労を5年も10年もしたくない、短期間で一気に頑張ってしまおう、という気持ちがあったのでしょう。

で、案の定30歳までに永住権は取れなかったわけです。

それは自分の努力不足という内的要因と、永住権取得の規定が変更したことによって戦略を変えざるを得なかったという外的要因があるわけですが、30歳頃に、

「あ、これはロングレンジで狙わないとダメだ」

と、ちょっとした悟りに至ったんです。

道のりは長い。だから短距離走的に一気呵成に頑張ってもダメだ。
これは長距離走で、焦らず淡々と時間をかけて少しづつ前に進んで行かなきゃダメだ。

そしてこの先も諦めそうになることは確実だ。
でもそんなネガティブな気持ちに陥る度にセルフエスティームを落としていたらダメだ。

例えネガティブになっても、気分が乗らなくても、とにかく標的(永住権取得)から目を逸らさずにいよう。

というマインドセットができるようなになりました。

いや、もちろん人によっては、その人のスキル、経歴、英語力次第で、一気呵成にやれば比較的に簡単に取れる(取れた)人もいるでしょう。

僕はそれらが満足にあるわけではないのに、一気呵成に狙ってしまったんですね。
それは良くなかった。

ロングレンジで狙うことを意識し始めてから、だいぶ心に余裕ができました。

根拠のない自信 

これは上に書いた「何度も諦めかけた」という事とやや矛盾するかもしれませんが、諦めかけながらも「でもなんだかんだで最終的には俺は永住権を取得できる」という根拠のない自信が何故かありました。

この根拠のない自信は、メンタルが崩れそうなるのを大分助けてくれました。

ネガティブ感情に襲われても、「まぁでもなんだかんだで最終的には俺は永住権を取得できるけどね」と言い聞かせて気分を持ち直す、みたいな事です。

基本的には自信家ではない自分が、何故自然とそのような自信が湧いてきたかは不思議です。

おそらく「オーストラリアに住みたい!」と言う強烈な欲求を何年も抱き続け、それを実現して楽しくオーストラリアで生活している自分を妄想しているうちに、脳は「数年後には自分はオーストラリアに住んでいる」つまり「数年後には自分は永住権を取得している」と都合よく理解してしまったのではと思います。

「アファメーション」なる概念がありますが、それに近いことをやっていたのかもしれません。
当時はそんな事全く知りませんでしたが。

心身の健康が最優先

20代後半に心身の健康を崩してしまいました。
その要因は仕事だったり永住権だったり、複合的なものですが、端的に言えば、
「全てのことに全力で頑張ろうとしていた」
のが心身の健康を損ねてしまった原因だったなと振り返って思います。
自分で言うのも何ですが、「頑張り屋さんタイプ」だった(少なくとも当時は…)んですね。
で、仕事の激務と永住権を早く取りたいという焦りで、心身に無理をきたしてパンクしちゃったんです。

で、ちょっと休んで、一旦永住権とか仕事とか横に置いて、考えたんです。

あぁ心身の健康が最優先だな。

と。
まぁなんとも当たり前な事で、30手前でそれに気づいてない自分が幼稚だったんでしょうけど、その時に身にしみて感じたんですね。

仕事頑張るのも、永住権取得を目指すのも、何をするにも、心身が健康でないとダメだな。
それができてこそ、やるべき事、やりたい事ができるんだ。

と身にしみて感じました。

ただの「永住権取得ゲーム」を楽しんでるだけ、という達観

これも落ち込んだ時にこういう風に考えるようにしてたのですが、

「所詮ただの『永住権取得ゲーム』を自分は選択して楽しんでるだけなんだ。ただのRPGなんだ、別に全クリしなくてもしい、全クリしたとしても(取得できたとしても)おそらく超劇的に人生が変わる訳ではないし、他にもっと楽しいゲームが見つかればそれに乗り換えればいい」

と、そんな風に達観してました。

上で書いたように標的は常に見定めて目を逸らさないようにしつつも、だからと言ってその標的を狙い落とさなければいけないというプレッシャーにはならないように心がけていました。

喉元過ぎれば熱さ忘れる、という達観

英語の試験対策の勉強をしたり、エンジニアとしてのスキルを証明するための文書を作成したり、まぁ地味な苦労が色々とあった訳です。
そんな苦労をしている時は「あぁなんで俺はこんな苦労を好き好んでしてるんだ?」と思う訳です。で、そんな時は

喉元過ぎれは熱さ忘れる。取得できてしまえばその苦労なんて簡単に忘れてしまんだ。自分が今している苦労なんてその程度の苦労でしかない。

と、そんな風に考えてました。
そう考えると大分気持ちが楽になってまたやるべきことに取り組めました。


以上書いてきましたが、ものすごく簡単にまとめると、

  • 健康第一
  • 焦らずじっくり。ロングレンジで。
  • 根拠のない自信
  • 健全な達観

というような考え方、マインドセットを大事にしてきました。

短い言葉で一般化して書いてしまうと全然大したことないですね。
いかにも巷の自己啓発本に書いてありそうです。
でも文字にしてしまうと大したことではないことでも、実体験から学んで身にしみて感じることができたのは今後の財産になると思ってます。
今後の人生でも大いに役立つであろうエッセンスだと思ってます。

See you, mate!

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